SEO対策に強いショッピングカートは?

自社ECサイトの構築方法は多様化してきています。現在ショッピングカートの導入には選択肢が数多くあり、「どのカートを使うべきか」と当社にもよく相談がよせられます。

カートの選択は、「商品特性」「サイト規模」「顧客特性」「市場動向」「予算(制作費・ランニングコスト)」「担当者のスキル」など、さまざまな要素を検討しながら進める必要があります。
サービスの内容や料金面でカートを比較するサイトはありますが、SEO対策という視点ではあまり比較されていません。

しかし、ECサイトにおいてSEO対策は売上に大きく影響します。ショッピングカートのシステムはサイトの構造に影響を与えるため、カート選びは慎重に行う必要があります。実際にECサイトリニューアル時にカートを変更したことで、検索エンジンでの表示順位が大きく変動したケースは多々あるのです。

SEOに強いEC構築WordPress+プラグイン

Google検索の責任者もSEO効果お墨付きのWordPress。プラグインでショッピングカートを付けることができます。

  1. SEOに適したディレクトリ構造
  2. SEOプラグインの利用により、SEOに関する重要な機能を追加できる(メタタグの最適化、XMLサイトマップの自動生成、ページ速度の最適化 etc.)
  3. ブログ機能を活用してロングテール(様々なキーワードでの上位表示)対策ができる

一般的なカートシステムは、デザインのカスタマイズに制限がありますが、WordPressはオープンソースなのでデザインの自由度が高いのも特徴です。
また月額のカート利用料はかかりません。必要に応じて多様な機能を追加することもでき、その多くは無料です。

ただし、WordPressは広く利用されているため、攻撃者にとっても狙い目となりやすいプラットフォームです。構築時のセキュリティ対策やメンテナンス(WordPress本体やプラグインの管理など)をしっかり行うことで、攻撃を防ぐことができます。

SEOに強いEC構築②EC CUBE

WordPressに続いてSEO対策に強いカートとして、EC CUBEでの構築もお勧めです。
こちらもディレクトリ構造に優れており、必要に応じて様々な機能の追加により、SEO対策を行うことができます。

IT導入補助金の活用

当社ではIT導入補助金(最大350万円補助、最終締切11/13)を活用したECサイト制作が可能です。当社の場合、ECサイト(ネットショップ)の構築費だけでなく、導入コンサルティング、2年間の保守・サポートも対象となります。SEOを考慮したECサイト構築は、ぜひご相談ください。